はじめに
2024年11月5日に行われたアメリカ大統領選挙。
皆さんは、ハリス氏とトランプ氏のどちらが大統領になると予想していましたか?
テレビやSNSなどでは、大半の方が大接戦で、結果が判明するまでに時間がかかると予想していました。
しかし、ふたを開けてみれば、激戦州をすべてトランプ氏が獲得するなど、トランプ氏が圧勝!
そこで今回は、大統領選が為替に与えた影響について紹介します。
トランプ氏優勢で為替相場に与えた影響
トランプ氏が大統領になったのは、今回で2回目。
前回は2016年のときです。
そもそもトランプ氏は実業家で、政治の世界では新参者。
また、発言も過激なところがあったために、アメリカを二分するかのような戦いを繰り広げました。
そのため、前回のときは「まさかトランプ氏が勝利するなんて」という気持ちから、トランプ氏が優勢になると、株式市場も米ドルも下落。
1ドル105円ほどだった為替が、101円あたりまで下がったのです!
しかしその後は米ドルが上昇し、選挙後から1ヶ月半後には1ドル118円ほどになりました。
2024年の大統領選ではどうなった?
今回の大統領選でもいろいろなことがありました。
当初はバイデン氏とトランプ氏の一騎打ちとなりましたが、バイデン氏が降りたことでハリス氏VSトランプ氏に。
途中でトランプ氏が襲撃を受けるなど、トラブルも発生しました。
そのため、今回も「どちらが大統領になるのかわからない」状態に。
そして選挙当日!!
為替の動きは、こんな感じでした。
日本を軸に説明しますが、11月5日まではどうなるかわからないために、様子見の状態。
11月6日の午前になると、トランプ氏が優勢であることが伝わり、1ドル151円ほどだった為替が、3ヶ月ぶりの154円台になりました!
11月7日には、前日の大幅上昇の反動で152円あたりまで下落。
やはり今回も、為替から目が離せない変化を見せてくれました。
今後の為替相場はどうなる?
トランプ氏が就任したら\米国第一/を実現するために行動することが考えられます。
そのため、米国経済成長への政策をとる可能性があるでしょう。
法人税率を下げ、輸入品には10〜20%の関税をかけるなどの政策を掲げていたので、これらの政策が実現するかもしれませんね。
今後のドル円から目が離せません!!
まとめ
為替の予測をする方法は、チャートや各種数値を分析するなど、いくつもの手段があります。
これらの分析方法を少しずつ身につける必要はありますが、投資初心者には難しいケースも。
まずは「トランプ氏が輸入品に関税をかける」なら、\どんなことが起きるのか/など、一つずつ予測していくと今後の為替の予想がしやすくなるはずです。
「こうすればこうなるのでは…」という予測は、為替の予測だけではなく株式にも使えるので、ぜひ試してみてください。